どうも!レペゼン紀の国トムです!!
今回は、2023年に発売された国内ミステリーについて!
いつも、
『このミステリーがすごい!2024年版』(宝島社)
『週刊文春ミステリベスト10国内部門 2023年』
「2024本格ミステリ・ベスト10 国内ランキング」(原書房)
「ミステリが読みたい! 2024年度版 国内篇」(ハヤカワミステリマガジン2024年1月号)
の4タイトルはチェック!!年末年始のMY風物詩です!笑
まずは、4つのタイトルのベスト10の紹介!!!!ドドン!!!
『このミステリーがすごい!2024年版』(宝島社)
1位 『可燃物』米澤穂信 ★
2位 『鵺の碑』京極夏彦
3位 『あなたが誰かを殺した』東野圭吾
4位 『エレファントヘッド』白井智之★
5位 『アリアドネの声』井上真偽
6位 『木挽町のあだ討ち』永井紗耶子
7位 『君のクイズ』小川哲★
8位 『世界でいちばん透きとおった物語 新潮文庫nex』杉井光
9位 『鈍色幻視行』恩田陸
10位 『ちぎれた鎖と光の切れ端』荒木あかね
『週刊文春ミステリベスト10国内部門 2023年』
1位 可燃物(米澤穂信)★
2位 あなたが誰かを殺した(東野圭吾)
3位 鵺の碑(京極夏彦)
4位 エレファントヘッド(白井智之)★
5位 アリアドネの声(井上真偽)
6位 十戒(夕木春央)★
7位 存在のすべてを(塩田武士)
8位 木挽町のあだ討ち(永井紗耶子)
9位 世界でいちばん透きとおった物語(杉井光)
10位 でぃすぺる(今村昌弘)★
「2024本格ミステリ・ベスト10 国内ランキング」(原書房)
1位 エレファントヘッド(白井智之)★
2位 可燃物(米澤穂信)★
3位 あなたが誰かを殺した(東野圭吾)
4位 午後のチャイムが鳴るまでは(阿津川辰海)
5位 或るスペイン岬の謎(柄刀一)
6位 化石少女と七つの冒険(麻耶雄嵩)
7位 十戒(夕木春央) ★
8位 鵺の碑(京極夏彦)
9位 アミュレットホテル(方丈貴恵)
10位 ちぎれた鎖と光の切れ端(荒木あかね)
「ミステリが読みたい! 2024年度版 国内篇」(ハヤカワミステリマガジン2024年1月号)
1位『可燃物』米澤穂信 ★
2位『君のクイズ』小川哲 ★
4位『木挽町のあだ討ち』永井紗耶子
5位『あなたが誰かを殺した』東野圭吾
6位『アリアドネの声』井上真偽
7位『エレファントヘッド』白井智之 ★
8位『鈍色幻視行(にびいろげんしこう)』恩田陸
9位『11文字の檻 青崎有吾短編集成』青崎有吾
10位『焔(ほむら)と雪(ゆき) 京都探偵物語』伊吹亜門
この中で、現在読了しているものに★をつけます!(2024.1月時点)
では、簡単に感想を書いていきます!!
※ネタバレ注意※
『エレファントヘッド』白井智之
帯にあるほど反転はしない。あとわりとどんでん返しには気づく人が多いと思う。が、作中作でもある『鏡の国』のストーリーが普通に面白く、一気読み。精神科医の言葉でささるものが多かった。「いつか失われるものに自分の一番の価値を置いてはいけない」。くぅ~。
『でぃすぺる』今村昌弘
展開が気になり一気読みした。面白かった。個人的には、敵味方が逆転する展開は好き。ただ、オカルトに見せかけたリアルな展開を仄めかしながら、ラストはおもっきりオカルトだったのは拍子抜け。邪神もあっけなく燃えてるし。終盤まであんなにくせ者感あったのに。あと、コナン君並みの小学生が3人いたね。笑
『可燃物』米澤穂信
短編集なので気軽に読めた。初の警察小説と言うことだが、他の探偵ものと同じく、限られた情報や小さな違和感を思考分析し適切にアウトプットする主人公。そして、何より
米澤さんの文章力にはいつも感心。本作内容は少し地味な印象。さいごの「本物か」が一番好きです。
『十戒』夕木春央
「方舟」がかなりお気に入りなので手に取りました。なので、最後のどんでん返しは、やっぱりという感じ。ただ、今回はなんか後味よし!犯人もみんなを守るための行動だったからかな。携帯の電波も通じるしいつでも助けを呼べるのにクローズドサークルを成立させる十戒でした!
『君のクイズ』小川哲
ミステリー小説と言うより、クイズ大会におけるプレイヤーの思考の解説本みたいな感じ。最高峰のプレイヤーの思考が追体験できるようで面白かった。1時間ほどで読めた。問題文が読まれる前に回答する絆君、エグいて。